水環境調査活動

宮良小学校の5,6年生を対象とした水環境を考える教育授業。 振り返りでは前回実施された農業実習を回想しながら昔の人々の暮らしに遡り自然との共存が当たり前だった頃と自然破壊が問題視される現代の違いが何処にあるか考えます。  また、畑から流れ出る土による状況を把握する目的でカヌーに乗船し、陸域から観察する事のできない赤土の流出経路や、赤土等による環境の変化を測定する為上流側、中流側、下流側の3点の水を採取し、パックテストなどを行った。

水環境のスペシャリストであり東京湾の再生事業に尽力している鯉渕幸夫准教授の講義。 環境に関する様々な課題を科学の目線で考え、従来にはない斬新なアプローチで環境学習に取り組んで行きます。
石垣島のさんごの重要性や赤土流出問題等に対する理解を深め、一人一人が環境保全に積極的に向き合う事がより良い未来へと繋がって行く事を学びました。

実際に鯉渕先生とカヌーで宮良川に出て水質調査を行います。宮良川に広がる豊かな自然と接する事でここにしかない自然の大切さを確認する事が出来ました。 鯉渕先生の指導の下(もと)宮良川の水を採取した水質調査で川の現状への理解を深めました。

今回鯉渕先生が提案したテーマである 「今を知り未来を作る。」を実践する教育学習となりました。