宮良小学校5.6年生が参加した赤土啓発勉強会では、まず始めに赤土の流出を防ぐ為の工夫として、圃場に月桃などの植物を植えているのが通常ですが、この日の講師である金城さんから畑を耕さない方法で流出を防ぐ仕組みを教わりました。

金城さんの畑では月桃の代わりに長命草を植えて赤土の流出を抑える試みがなされています。長命草は薬効成分に富んでおり、健康食材としての信頼性や認知度も高い沖縄を代表する農産物です。

長命草を流通に乗せる事で得る収益で、更なる機能を備えた畑作りへの可能性が広がる事を学びました。

実際に畑で長命草の植え付けを体験し、しっかりと根付いてくれる事を願いながら丁寧に作業が進められていきます。

生徒一人一人の思いが込められた長命草が周囲に広がり赤土の流出を防ぐバリケードになる事を理解し、自然の力の強さと大切さに心強さを感じた勉強会となりました。